Column37.がん保険と医療保険を併用した活用方法


◇医療保険はオールラウンダー

がん保険は「癌」という特定の疾患にかかった際に保障されるものです。
それに対して医療保険は、がんを含む疾病や不慮の災害等による入院、手術等を保障するものです。
医療保険に加入しているとすべての入院や手術に対して保障がされます。
そのため、医療保険に加入しているともちろんがんにかかった際にも保障がされます。
がん保険に並行して加入している場合にはがん保険の保障がおりますので、保障が分厚くなるというイメージになります。

◇加入する順番は?

がんは日本人にとって身近な病気ではありますが、2人に1人はがんにならないということも言えます。
がん保険には加入しているが、医療保険には加入していないという方も多く見受けられます。
しかしその場合だとがんという特定の疾患においては保障が発生しますが、
その他の疾患や予測不能な災害に対する保障は行われないこととなります。
そのためまずは医療方法に加入し、あらゆる疾患や不慮の災害に備えることをお勧めいたします。
その上でがん保険に加入するかどうかを検討するのがよいでしょう。

◇がん保険の活用方法

上記の通り、医療保険と併用する場合には、医療保険で基本となる入院・手術をカバーします。
そしてがん保険でがん特有の治療費をカバーするというイメージになります。
また先述の通り発症が非常に多い疾患ですので、診断一時金を付けておくと安心です。
こうすることであらゆる疾患に対処したうえで、がんに対して分厚い保障を用意することが出来ます。

◇先進医療特約の活用法

医療保険とがん保険に共通する特約で先進医療特約というものがあります。
これは、厚生労働省が定めた先進医療(健康保険適用外の治療)の治療費を全額保障するものとなります。
例外となる会社もありますが、多くの場合には同一の保険会社で医療保険・がん保険を加入する場合、
どちらか一方にしか先進医療特約を付けることが出来ないケースが多いです。
そのため、この先進医療特約については、医療保険に付けることをオススメ致します。


がん保険の比較方法
がん保険の見直しのポイント


保険についてコラム一覧
保険コラム

▶死亡原因と医療費

▶掛け捨て型と積立型の違い

▶保険をまとめるか分散するか

▶契約日と保険年齢

▶指定代理請求制度

▶配当金

▶保険料を支払わないとどうなる?

▶契約の失効と復活

▶解約返戻金

▶契約者貸付

▶こんなときは手続きを

▶保険金・給付金請求手続きの流れ

▶保険金・給付金請求時の注意点

▶あなたに必要な保障額は?

▶貯蓄型の生命保険で貯蓄するときの注意点

▶男性が考えるべき医療保険のポイント

▶保険を利用した貯蓄方法

法人保険について

▶法人保険の見直しのメリット

▶法人の生命保険を活用した節税

女性向けの保険について

▶女性が考えるべき医療保険のポイント

▶女性向けの保険商品のメリット

▶女性向けの保険商品の比較ポイント

▶女性特有のリスクに備える保険商品

保険の見直しについて

▶ライフプランと保険

▶事前準備の流れ

▶保険料の支払い方

▶告知義務と診査方法

▶クーリング・オフ制度

▶保険の見直し注意点

生命保険について

▶生命保険ってどんな保険なの?

▶生命保険の構造を理解しよう

▶生命保険の決まり方

▶生命保険契約の名義

▶生命保険はどうして必要なの?

▶3種類の生命保険

社会保険について

▶社会保険の概要

▶死亡保障に関係する社会保険

終身保険について

▶終身保険の比較のポイント

▶女性の終身保険の活用方法

▶生命保険と終身保険の違い

がん保険について

▶がん保険と医療保険を併用した活用方法

▶掛け捨て型のがん保険の特徴とポイント









" がん保険選びで見落としてはいけない7つの項目(もぶ太の部屋)  (外部サイト)"