Column44.女性特有のリスクに備える保険商品

女性特有のリスクは、出産と長生きです。

長生きのリスクとは、寿命が延びれば延びるほどお金が必要となることです。
女性の平均年齢は男性より7年長い87歳と言われています。
配偶者が亡くなってからの7年間、一人で生活をしなくてはなりません。
その際に役立つものが医療保険と積立型の終身保険です。

払込が終わった終身保険は、積立金より多くの返戻金を受け取ることができます。
さらに受け取り方法で“終身払いの年金方式”を選択すれば、リターン率はより大きくなります。

多くの女性は結婚や出産で一度退職する人が多いです。
その場合、勤務年数が少なくなるため退職金が減る傾向にあります。
この際に終身保険に加入していると老後に安心が生まれます。

ただし医療保険も終身保険も手厚くすると保険料は高額になります。
そのため、いくら将来の為とはいえ負担を増やしすぎるのはオススメしません。
終身保険を厚くするのなら、医療保険は主契約と先進医療特約の最低限にする、
入院や介護になったときの費用が心配であれば、医療と介護を充実させる、
終身保険はあきらめて貯金で備えるなど目的を絞る必要があります。