Column6.保険をまとめるか分散するか


保険に加入する際は、「主契約」と「特約」を組み合わせて保険に加入すると思いますが、1つの主契約に特約をたくさん付けて1個の契約にまとめるか、複数の「主契約」に加入して様々な保障を受ける事ができるようにするかの2種類があります。どちらも、たくさんの保障を受ける事ができるのですが、それ以外にメリット・デメリットがあるかどうかを確認してみましょう。
まとめる場合のメリットは、「管理をしやすい」。デメリットは、「複雑になってしまう。」という点と、「保険料が高くなってしまう可能性が高い」と、「払い込みが終わると特約分は終わってしまう」という点です。
一方、複数契約するメリットは、「目的ごとに最適な商品を選ぶ事ができる」デメリットは、「管理しにくい」「多数の契約が必要」という点です。

それぞれメリット・デメリットがあるのですが、複数契約するデメリット「管理がしにくい」を解消する方法があります。
その方法は、複数の保険商品を扱う事ができる担当者から相談するという方法です。
複数の保険商品に加入したとしても、担当者は1人の人なので、窓口は1つです。その為、加入後の管理や見直しもその担当者に相談すれば解決する事ができます。

◇分散のメリット
保険を分散させることにより、急な状況変化に応じて臨機応変に対応することができます。
特に家族状況や経済状況が変わる場合には、保険という出費を見直すケースは多々あります。
その際に最低限必要なものを残す形で対応ができます。

◇分散のデメリット
それぞれの保険を個別に契約するため、当然出費は多くなります。
また特約の中には保険をまとめることでしかつけることが出来ないものもあり、それらの特約を付けることができません。

◇まとめるメリット
複数の保険契約を結ぶときと比較して、保険料が安く収まります。
また、まとめることでしか付けることが出来ない特約を利用することができます。
その中の一つに災害特約などが挙げられます。
災害特約は現役で勤めている間には大きな効力を発揮することもあります。

◇まとめるデメリット
途中で解約する際に全てが連動してしまうため、必要最小限の保険まで一度解約しなくてはなりません。
当然、解約後に再度契約しなおす場合には料金も高くなってしまいます。



" 保険はまとめるべき?分散させるべき?(生命保険…おしえてください)  (外部サイト)"


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