Column33.がん保険の見直しのポイント

がん保険の見直しをする際に以下の点に注意しましょう！
◇給付金の支払条件は？
給付金の支払条件は各社様々用意しています。
わかり易いもので言えば「入院1日につきいくら」という形式ですが、 最近では通院治療や日帰り入院などに対応したものもあります。
また診断で確定したら給付金が発生するものなどもあり、自分のがん保険がどのタイプであるかを適切に知る必要があります。

◇支払は何度行われるのか？
診断時に支払われる「診断給付金」には、初回のみという制約が付いている場合もあります。
新たながんが発見されたときにはその効果が発揮されないということです。
2回目のがん発見時に給付金がないと、適切な治療が行えない可能性もあるので注意が必要です。

◇がんの種類による条件分けはないか？
一口にがんと言っても大きいものから小さいもの、発展性があるものやないものなど、様々です。
これらのうち「上皮内新生物」というものに関して保障が出る保険と出ない保険があります。
自分のがん保険の保障条件をよく理解しておきましょう。

◇昔の保障内容のままになっていないか？
近年は医療も発達し、がんの治療による入院日数は減少傾向にあります。
代わりに増えているのが通院治療です。
そのため昔の入院日数を重視した保障内容のままだと、現代の医療スタイルに適していないと言えます。

◇見直すタイミングは適切か？
がん保険には、他の保険と異なり免責期間が付くことが多いです。
これは契約してから責任開始日までに猶予があるという事です。
医師の診断の直前にがん保険に加入してがんと診断されても免責されるため保障の対象外になります。
前のがん保険が残っている場合には、このタイムラグを上手く活用した見直しをすることが理想ですね。