Column15.保険料を支払わないとどうなる?


万が一保険料を支払わなかった場合は、「払込猶予期間」というものがあり一定期間契約が継続されます。ただ、払込猶予期間を過ぎた場合は、すぐに「失効」となるか、「自動振替貸付」に移行されます。
保険契約は失効されると効力を失う為、保険料の支払いはきちんと管理し、無理のない範囲で保険料を設定する事をオススメします。

◇払込猶予期間
保険料の支払い方法によって執行猶予払込期間が定められています。
【月払い】
払込期月の翌月の1日から末日まで
【半年払い・年払い】
払込期月の翌月の1日から翌々月の契約応当日まで(契約応当日とは、契約した日にちのことです。例えば6/10に契約した場合は10日が契約応当日です。)
※契約応当日が31日など月によっては存在しない日にちの場合、その月の末日が契約応当日となります。

◇自動振替貸付
自動振替貸付とは、解約返戻金がある契約の場合に自動的に解約返戻金の範囲で保険料が振り替えられ、契約が継続するという制度の事です。ただ、保険料を振り替えた合計と「契約者貸付」の合計金額が解約返戻金を上回ってしまうと契約が失効してしまいます。
また、立て替えられた保険料には利息がつきます。

◇失効には注意しましょう
特に掛け捨ての商品の場合は、解約返戻金があったとしても僅かな金額の場合が多いので、振替られずにすぐに失効してしまう可能性が高いです。
また、ご自身で保険料の払込ができなくなってしまった時の為に先に万が一の時の代理の管理者を決めておくことをオススメします。


" 保険料の支払猶予期間と失効(生命保険文化センター)  (外部サイト)"


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