Column31.貯蓄型の生命保険で貯蓄するときの注意点


貯蓄型の生命保険はいくつかの種類に分類されます。
それぞれにメリット、デメリットがありますので、目的に応じて使い分ける事が大事です。

◇貯蓄型の保険の種類
貯蓄型の保険のとして名前が挙がる保険は以下の物があります。
「低解約返戻金型終身保険」「一時払終身保険」「外貨建保険」「変額保険」「個人年金保険」などです。
このページではそれぞれの保険を目的ごとに分けてご紹介します。

◇生命保険の保障を兼ねて貯蓄する場合
生命保険の保障を兼ねて利用する場合には「低解約返戻金型終身保険」などが挙げられます。
これらの保険は期間中の万が一の保障をしつつ、満期になった際に支払額より多く金額を受け取る事が出来ます。
一方で途中解約してしまうと損をしてしまいますので、いつまでに支払い終わるのか、 無理なく支払い続けることが出来るのか、を考えた上で加入する必要があります。

◇リスクを最小限にしたい場合
前出の「低解約返戻金型終身保険」もリスクは少ないのですが、
老後の生活費を安定して貯蓄するには「個人年金保険」が人気です。
人気の理由の1つとして、所得税の控除が行われることがあります。
より多くのお金を老後に残せるとして人気が高いです。

◇リスク承知でお金を最大限増やしたい場合
「外貨建保険」は利率が高いため、一見して一番お金が貯まりそうに感じるでしょう。
しかし、文字通り外貨での運用となるため為替相場の変動に大きく左右されます。
そのため他の商品と比べるとリスクがあるため、リスクを承知で加入する必要があります。

◇今手元にあるまとまったお金を一括で入金したい場合
ある程度のお金があって、その貯蓄を更に増やすとなった場合に活用できるのが「一時払終身保険」です。
銀行に預けてもなかなか金利が増えない昨今、注目されています。
他の保険と比べて大きく貯蓄が増える訳ではありませんが、保険機能が備わっているため、銀行に預けるよりはメリットが多くあります。


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