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Case4.医療保険の比較方法


医療保険の比較方法


医療保険とは、病気やケガで入院した際や、あらかじめ決められた手術を受けた場合などに保険金を受け取ることができる保険です。

◇医療保険の役割

生命保険などと違い医療保険は入院中の自分のために用意されるものです。
入院した際に、当面の生活を守るために利用されます。
死亡保障の場合、残された家族のために何千万という金額を用意しなければならないけども貯蓄がない、 という方に向けて保険がその代わりの役割を果たしますが、 入院中という限られた期間の中での生活を守るだけであれば貯蓄でも十分に賄えることもあります。
近年は医療の進化により、入院日数もどんどん短くなっているため治療が終わるまでに必要になる金額も減っています。
そのため、「入院1日あたりいくら」という部分よりもあらゆるケースに対応できる商品を選ぶ方がよいでしょう。

◇医療保険が役立つタイミング

病気のリスクは高齢になればなるほど高まります。そして、その際には定年退職し、収入が減っていることが考えられます。
医療保険には終身払いのタイプと有限払いのタイプがあります。
終身払いの場合、都度見直しが前提となりますが、医療の進化や保険の変化に対して細かく対応できるようになるというメリットがあります。 一方で、高齢になればなるほど保険料の高騰、場合によっては加入できないということも考えられます。
有限払いの場合には高齢になった際にも保障をつけることができますが、月々の保険料は高騰します。
両者の保険料を比較すると損益分岐点は80歳前後となります。 長寿化が進んでいる昨今、80歳以上生きる人も少なくありません。 加入するタイミングや貯蓄状況に応じて、どちらがよいか決めましょう。

◇がん保険との併用は?

医療保険にはがん特約をつけることができます。しかし、がんに関する保険は「がん保険」そのものもあります。 もちろん特約をつけても、別途がん保険に加入しても、それぞれを併用することができます。 特約と保険を単純比較すると、合計の保険料は特約の方が安くはなりますが、 がん治療の進化への対応や、診断給付金などのメリットを生かすにはがん保険の方がよくなるでしょう。
いずれにせよ、がんは日本人の多くがかかる病気です。万が一に備えることは必須と言えるでしょう。

◇先進医療特約とは

先進医療を受けると、通常は全額を自己負担することになります。
先進医療は現在の医療方法で治療が困難な場合にも治癒することが出来る可能性がある医療方法です。 先進医療特約をつけるとこれらの自己負担額をほぼなしに出来る可能性が高い特約です。 特約の保険料が少ないことから、近年はよく広告の売り文句などに使われる事が多くなりました。
しかし、一方で、先進医療もすべてが高額な訳ではありません。
たしかに100万、200万とかかる先進医療もありますが、5000円以下の先進医療もありますし、 実施されている先進医療の上位10治療の半分が10万円以下という金額です。
更に、先進医療そのものの実施数はまだまだ少ないです。
そのため確率で考えると医療保険特約が発揮されるのはかなり低い確率であるとも言えます。 とはいえ、0ではない以上、万が一の高額先進医療医療に備える掛金が月々100円程度というのは魅力的なのではないでしょうか。


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